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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/04/12 

Vol.7  「桜餅」

執筆 足助病院職員

管理栄養士 松下恭子

通勤途中の山々にちらほらきれいなピンク色を見つけて、『もう春だな〜』と感じている今日この頃。
…突然ですが、桜というとみなさまは何を思い浮かべますか??
食べることが大好きな私は桜餅を思い出します。ピンク色でつぶつぶもちもちしたお餅が美味しくて大好きなお菓子です。

みなさまは桜餅が関西と関東で違うことを知っていますか??
私たちが慣れ親しんでいるつぶつぶもちもちの桜餅は関西の桜餅で道明寺と呼ばれています。
道明寺は大阪府藤井寺市にあるお寺です。
こちらのお寺で作っていた保存食『干飯(ほしい)』が起源の道明寺粉が関西の桜餅の原料となっていることが所以です。
一方、関東の桜餅は長命寺と呼ばれています。小麦粉で作った皮に餡が巻かれているため、見た目は道明寺と異なりつるんとした印象です。長命寺は東京都にあるお寺で関東の桜餅の発祥といわれています。

私は今、糖尿病料理教室を担当させていただいています。ついこの間の教室でも患者さんと一緒に低糖質の桜餅を作りました。お餅を丸める作業が難しく苦戦しましたが、患者さんと丸めているうちにコツを覚え、最後にはきれいなまるめ方を習得することができました。しかし、上手くできるようになったころには最後のお餅でした(笑)
自分達で作った桜餅を食べ、春を感じてしあわせな気持ちになりました。
みなさまもぜひ思い思いの春を感じてみてください♬
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