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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/09/26 

Vol.227 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

江南厚生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 グループホームの訪問診療の場に同席したことは初めてであったので、とても良い経験となりました。
訪問診療の道中もいつも看護師さんや放射線技師さん、ソーシャルワーカーさんと和気あいあいとお話ししながら向かい、楽しく温かい環境であると実感しました。
短い期間ではありましたが、様々な経験ができ有意義な研修が送れました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 普段研修している急性期病院を退院された方がどのような転帰をたどるのか、知ることができる貴重な機会だと思います。
また、ソーシャルワーカーさんやリハビリの方がどのような業務をされているのか学ぶ機会にも恵まれます。
穏やかな足助で、普段できないことをたくさんしましょう!

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 へき地医療に対して、研修が始まるまで、漠然となんでも屋さんのようなイメージでした。
研修を通して、周囲の高度急性期病院と提携しながら、患者さんの疾患だけでなく、患者背景まで加味して、地域住民が住み慣れた場所で住み続けられる場所を提供している中核を担う場所であるとわかりました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 足助病院のスタッフの方々は、どなたでもすれ違うたびに挨拶をしてくださる病院で、とても温かい環境でした。
2週間と短い期間ではありましたが、様々なことを学べ、地域医療の必要性を感じました。
貴重な経験を今後の研修生活や医師生活に活かしていきたいです。ありがとうございました。
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