地域の課題の中でも厄介なことは、宅地・敷地・田畑・山林の相続問題です。
独居生活であった人が、施設に入る、子供さんたちのところへ転居されると住宅・宅地は手が入らず、廃墟となっていきます。
手の入らなくなった田畑はススキで埋め尽くされます。
施設に入居されたり転居されるのではなく、不幸にもお亡くなりになると、その相続が必要になります。
子供さんが相続されることがおおいと思われますが、不在地主さんになります。
地域の連絡網がしっかりしていれば、どなたが相続されたかが解りますが、そうでないと相続された土地家屋がどのように管理されるか心配となります。
相続しても手間とお金がかかるので、相続を放棄される可能性もあります。
放棄して国の管理となると競売にかけられて全く知らない人が購入する可能性があります。
そうなると地域の連携・連帯が出来なくなります。
耕作放置された田畑は荒廃して田舎の景観を台無しにします。
草刈りもしなくなった田んぼはイノシシやシカの住処となり近所迷惑となります。
では、どうしたらこのような荒廃が防げるのでしょうか?
地域のことですから地域で解決すべきです。
行政に頼らず自分たちで管理する必要があります。
そのためには地域が経営する組織が必要となります。
地域経営組織と称しますが、田畑の管理だけでは経営が成り立ちませんので、収益事業を創出しなければなりません。
その一つに電力事業(発電と小売り)があります。
MYパワーはその先駆けの組織です。
皆さん!知恵を出し合って地域経営組織にトライアルしましょう。