健康維持には、食べる(栄養)、運動に加えて精神的な健康も大事で、声を保つために社会的参加が重要を書きました。
社会と関わりあうことを指しています。
その第一は仕事をすることです。
地域の種々の役をすることも社会参加です。
いわゆる出べそ、家から出かけて友だちと会話を楽しむ、ランチを楽しむなど、を推奨しました。
遠くに出かけるには足(車での移動)が必要ですが、近くで人が集まるサロンが、各地区にあります。
病院でもお日さまカフェ、脳イキイキ、ロコモ教室、あいサロンなどがあります。
各地区のサロンへ病院の職員(医師、看護師、包括職員、OT、PTなど)やフラダンス、絵画教室、などの講師を派遣してきました。
約4年前に、豊田市が始めた“ずっと元気プロジェクト”へ、地域の各サロンを「健康寿命を延ばし隊」と称して、三河の山里コミュニティパワー(MYパワー)が全体の事務的な作業を請け負って活動しています。
過去4年間の調査で、こういう集まりに出かける人のほうが、出かけない人に比べ、要介護になる率が低いということが解ってきました。
今後も継続することがとても大事と考えています。
しかしながら、各サロンの維持がなかなか大変です。
とりまとめ役の方の準備や声掛けなど負担、参加者がどんどん高齢となり参加人数が減少していくこと、自治会単位での維持が困難となる、などが心配事として挙がってきます。
サロンという場所は、健康維持のために大切な場所です。
人口減少が先に進む田舎で知恵を出すことが大事です。