先日、私共足助病院が所属するJA愛知厚生連の役職者の集まる会議でお話をさせていただける機会を頂きました。
JA愛知厚生連は8病院 3435床を有する医療グループで職員数は約8000人います。
そのうちの約800人程を前にお話することになりました。
今回のテーマは大好物のブランディングについてです。
昨年末の正月休みに打診を受けたのですが、基本的なプランは正月明け(発表日の約4か月前)に出来上がっていました。
日頃から常々考え実行していることなので私の取っては何のことありませんが、巻き込まれることになる職員の心中は穏やかではありませんが(笑)
本部職員の本会全体の目指す方向性の講演の後、私の番です。
司会の紹介があってもすぐには登場しませんね。
準備したパワーポイントは、まあオープニングから凝ってます。
まず、私が演題に登場するまでに約40秒の職員渾身のオープニングムービーから始まります。
会場の期待感が高まったところで、ピンマイク使用で両手はフリーな私の登場です。
赤ひげ大賞での早川先生のスピーチも緊張は見受けられませんでしたが、私の場合もいわゆる緊張は無く高揚感が全身を包んでいる感覚です。
『ハイ!改めまして足助病院長の小林でございます。
本日はこのような機会を与えていただきました本部の皆様、ご来場の皆様に心より感謝申し上げます。
本日のテーマであります、ブランディングには2つの方向性があります。
1つは外向き(アウターブランディング)です、2つ目は内向き(インナーブランディング)です。
インナーブランディングは、組織の仲間たちの組織愛やモチベーション向上に繋がり、その優れた職員が提供する医療サービスを心地よく感じた利用者は増加します。
また、職場に誇りを持つ集団には共に働きたい人材が集まるのでリクルートにつながります。
この機会は、厚生連8000人の職員の皆様に300人の足助病院の営みを知っていただく大変貴重なインナーブランディングの機会と捉えております。
では、〝足助病院ブランディングプロジェクトの矜持〟始めさせていただきます』
そうですね、このコラムを利用者・関係者の方が読んでくださることは、まさにアウターブランディングです。
そして、職員が読んでくれることがとても大切なインナーブランディングなのです。
さあ、明日 15:00からは病院広告アワード2025のセミファイナルです。
いい報告ができるように頑張ります。