外来で患者さんが良く口にする言葉に「先生に叱られた」がある。
医師である小生は、患者さんのためを想い、生活内容の改善をするように「注意」するのだが、患者さんは「叱られた」と。
大概は糖尿病や高コレステロール血症の患者さんで、栄養指導―すなわち体重減量を強いられる人である。
注意される人にとって、注意されることはイコール「叱られた」であるのか?普段は注意するばかりで、注意されることがない医師は、こういうことに鈍感なのであろうか?
家庭では女房・子供に叱られているのに!もとい注意されているのに!
いつも「叱られている」という患者さんが、少しでも体重が減った時には「素晴らしい!」「すごい!」などと誉めるようにしています。
ちょっと歯が浮きますが!