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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/04/23 

Vol.11  「新緑といえば“香嵐渓もみじ”活力が漲る季節」

執筆 足助病院職員

臨床検査技術科 技師長 河合浩樹

毎日、15分ほど歩いて職場まで通勤していますが、橋を渡っている時、少し自然に目を向けると今年も変わらず“香嵐渓のもみじ”が若葉を付け始めているのではありませんか。
自然というのはすごいですね、毎年、同じリズムで木に葉を付けてきます。
特にこの冬の間葉を失っていた木々も一斉に葉を付けはじめる時期は、小鳥の冴えずりとともに何か空気が音を立てて若葉を生み出していくかのごとくエネルギーを感じます。このようなこともあり新緑の中でも個人的にはもみじが大好きです。
香嵐渓と言えば秋を思い浮かべる人が多いかと思いますが、新緑に染まったもみじは素晴らしく、生命力を感じることができ気に入っています。

ちなみに万葉集にはもみじを詠んだ歌が多くあるそうですが、その多くは黄色く色づく葉であり“黄葉”と表記されているようです。万葉の時代は、黄色の葉が愛されていなのかもしれませんね。
新しい年度も始まり少し疲れを感じる頃ですが、毎年、この季節はもみじの新緑に活力をそそがれ、気分も一新して仕事に励むことができ、自然の恵みに感謝しています。
この季節、香嵐渓のもみじの新緑で森林浴しながら“癒し”と“活力”を感じリラックスしてみてはいかがでしょうか。
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