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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/05/02 

Vol.9  「令和を迎えて」

執筆 院長 小林真哉

令和元年五月二日木曜日のコラムは、自分自身とって将来とても思い出深いものになるのだろうと感じながらキーボードを打っています。平成~令和への移り変わりに自然を感じながら書いてみました。
平成も残すところ2日となった2019.4.29、天気予報は日本列島の西からの雨模様を報じており、学会で名古屋いた僕にも夜からの雨がパラツキ始めました。
翌日の4.30は雨だと予想されますが、気象予報士の端くれとして天気図を確認して確かに本降りになるなーと再認識しました。更には5.2から5.3にかけては大陸からー30℃以下の冬の寒気がゆっくりと南東進し、上空の気圧の谷南下してくることが予想されていて地上では低気圧が東海上に抜け、西高東低 冬型になるのかな? 冷たい北西風で気温が下がり大気の状態が不安定になるかもしれないなーと少々考察しつつ、でも上空の気圧の尾根が通過する5.4から5.5にかけては移動性高気圧の晴天域が広がり、暖かく穏やかな行楽日和の子供の日が迎えられるだろうと希望的憶測を立てながら帰途につきました。

いずれにしても、平成の最後の天気は雨で締めくくることになるのだな。
そこで雨について書いてみました。雨のイメージは皆さま様々でしょうが僕にとっては素敵なものです。
雨に関する様々な素敵な言葉がありますので幾つか列挙してみます。

・雨が降らなきゃ虹は見られない(ハワイの諺) 
・晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。 楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ(文豪 吉川英治)
・三月の風と四月の雨で五月の花が咲く(ヨーロッパのことわざ)
・めぐみの雨 
・雨降って地固まる 

どうです?それぞれの言葉には雨の後にはとてもいいことが待っているというイメージがありますね。
今朝、足助に向かう街道も新緑が雨に洗われ鮮やかな黄緑色に彩られていました。これも雨のおかげです。すがすがしい気持ちで病院に行き仕事に向き合えます。

令和元年は足助病院にとって新たな芽吹きの時期であることを祈念しつつファイルを保存とします。
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