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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/04/25 

Vol.8  「~もではなく~しか」

執筆 院長 小林真哉

人生の残りの時間を鑑みて、私は常々『~もではなく~しか』と考えるようにしています。

短期間の場合は皆さんよくこのように考えると思いますが。
このように長期間でも考えるようにトレーニングすることは、自らのキャリアアップのプランニング・モチベーションにつながります。

例えば私は50歳を過ぎましたが、75歳まで医師として現役で居たいと切望しています。
そうなると、考え方としては『25年もあるのではなく25年しかないと』なります。
そこから導かれることは、1.3.5.10.15.20年後にそれぞれ何を成し遂げなくてはならないかです。
1年後に成し遂げたいことが決まれば、3.6.9か月後にです。そして、1.2.3か月と具体化していくのです。

私は最近山登りを始めました。
よく言われますが、『人生は山登り』と。
最初から3000m級は無理でも、300m、500m、1000m、1500m、2000mとトレーニングを重ねていくのです。
そうすれば、地上から見れば3000mは高くそびえてはいても、1000mからは2000mの高さになるのです。
だからこそ、500m、1000mとステップアップしていくことが大切なのです。

何でもいいのです、自分の興味のあることへの第一歩を踏み出そうではありませんか。
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