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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/04/15 

Vol.5  「Japow」

執筆 院長 小林真哉

皆さんJapowという言葉を知っていますか?

Japan(日本)とパウダースノー(粉雪)を合わせた造語です。「#Japow」はインターネット上で英語圏だけでなく全世界の共通語になりつつあるそうです。
世界的に雪質の評価が高いニセコでは、道外でジャパウの言葉が知られるようになるより早い約8年前から使われ始め、約5年前から多用されるようになったそうです。ニセコの外国人スタッフが発祥との説もあるそうです。

この話題に触れて思うところがありました。我々が、手掛けている足助病院ブランディングプロジェクトです。
我々が今まで培いこれから発展させていこうとしている『想う医療』を届ける足助病院のブランド化です。
一般的に『足助病院ってどんな病院』と聞かれたら職員はどのようにこたえているのでしょうか?多くは『豊田市にあって、紅葉で有名な香嵐渓の近くの至極色の建物の病院』かな?
病院という固有名詞で、なんとなく終わりがちですよね。でも、実は、どんな医療を提供していて、どんなスタッフがどんな想いで働いているかがとても大切です。
2013.6に病院は建て直し、ハード面は新品になりかつ地域に溶け込んだ外観・内装になったと思っています。(自分自身、建築時の委員として深くかかわっていたので想いはひとしおです。)
でも、やはり大切なのはソフトですよね。ハードは修繕を繰り返してもいずれ古くなり機能が落ちてきます。
しかしながら、ソフト(我々職員)は、日々進歩し変化していけるのです。ですから、そのソフトの温度感・雰囲気・熱量を表現したい認知してもらいたいというのがプロジェクトの本質です。
そんな感じで職員を巻き込んでいるわけですが、基本、僕を含めて素人でクリエーターではありません。(勿論、医師・看護師・薬剤師・放射線技師・リハビリ技師・管理栄養士・MSW………….様々な専門職の集団ではありますが)

でも、世界に広がるJapowはニセコのスタッフさんから発信されたのではありませんか・・・・・・日本のパウダースノウがすぐに想像できる 魔法の言葉  素敵だな・・・・・・・と
我々も、足助病院を愛知県・東海三県・東海北陸・そして日本で認知される病院にしていくべく精進していきたいと思います。
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