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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/03/17 

Vol.111 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

名古屋市立大学病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
訪問診療・訪問介護に同行させていただいたことで、実際に患者さんの自宅に行き、その暮らしぶりや周囲のサポート体制を考慮しながらその人に最良の医療を提供する難しさを知ることが出来て貴重な経験になりました。
また、他病院の研修医との交流で多院の診療体制などを知れてとても楽しかったです。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
足助病院での研修は、急性期病院では中々配慮の行き届いていない「退院後も続いていく生活」にどのように医療や福祉が寄り添っていけるのかしっかり考えられる良い機会だと思います。また、地域住民の優しさや温かさに触れてほっこりします。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
足助病院では医療提供だけでなく、生活に根差した福祉サービスにも力を入れており、患者さん自身を診る温かな診療をしているように感じました。
急性期病院では病気の治療を中心に患者さんと接しているように感じられますが、この研修を通じて、少しでも患者さん自身や今後の生活を踏まえた温かい診療ができるように心がけたいと思いました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
地域の方や職員の方から医療だけでなく、足助地域の特色など様々な事を教えていただき、とても充実した研修を送ることが出来ました。
このような温かな環境で一カ月間研修させていただきありがとうございました。
いずれ地域に還元できるように今後は精進していきたいと思います。
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