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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/04/07 

Vol.112 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

名古屋市立大学病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
訪問診療やグループホーム訪問などを通じ、研修病院では踏み入れない医療の現場をみることができた。
地域の高齢者や家族との触れ合いから、不自由がありながら僻地に住むこだわりを感じた。
他の基幹病院研修医との交流があり、同じ急性期病院で働いていても環境や考え方に違いがあることを知れて有意義であり楽しかった。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
先進医療の現場では見失いがちになるが、医療が患者の疾患でなく、生活そのものをサポートするものであることを足助病院のへき地医療研修を通じて再認識しました。
コメディカルスタッフの方々がお忙しい中で時間を割いて丁寧なレクチャーをしてくださる機会があるため、興味をもって取り組んでください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
先進医療の提供に限らない、地域住民の生活の根本をサポートする取り組みがみられました。
病院の機能としてはオーバースペックなのではないかと感じるほどの手数の支援だが、スタッフが協力しあって病院理念の実現に取り組まれている様子を肌で感じられました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
へき地医療研修でお世話になりました。スタッフの皆様が気さくで優しく接していただいたため、楽しい研修期間を過ごすことができました。
大きすぎる病院だと廊下でスタッフ同士がすれ違っても部署が異なれば挨拶を交わすことが稀になるため、足助病院での生活は新鮮でした。
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