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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/07/21 

Vol.124 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
外来や訪問看護などで患者さんからいろいろな話をしていただいたのが印象に残っています。普段研修している急性期病院ではなかなかひとりひとりの患者さんから時間をかけて話を聞くことが難しいため、今回の研修ではたくさんの人にお話をうかがい、それぞれの方の生活のようすや思いを聞くことができたことは、大変貴重な経験となりました。

2.後輩学生に是非伝えたいこと
普段とは異なる環境ですが、だからこそ学べることも多いと思います。あまり見ることのない訪問看護に同行させてもらうなど地域での病院のありかたについて学べるよい機会であると思いますので、いろいろなことを吸収し、今後の診療に役立てていってください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
こちらに伺う前はへき地医療に関してあまり具体的なイメージがなく、漠然と都市部に比べて医療の制限が多いものと思っていました。今回の研修を経てへき地では医療と患者それぞれの生活との距離がより近いと感じました。足助病院では制約のなかでもそれぞれの患者の生活に寄り添って、多職種が連携して適切な医療が提供されていると感じました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
このたびは、へき地医療研修にご協力いただきまして、大変ありがとうございました。
3週間という短く限られた期間でしたが、医師、看護師はじめ医療スタッフの皆様がひとりひとりの患者さんに真摯に向き合って生活・背景によりそった医療を実践されているのが大変印象的でした。
今回の経験を診療に活かせるよう私自身も精進していきたいとおもいます。本当にありがとうございました。
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