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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2023/10/06 

Vol.134 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
へき地医療研修では、へき地健診や訪問看護など実際こちらが赴いて行う医療が印象的でした。地域の人々の話を積極的に聞き、その方々の生活に触れあうことで見えてくる問題点や改善点があり、とても勉強になりました。また、触れ合うこと自体がすごく楽しみでもありました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
3次救急病院では急性期病院ということもありどうしても患者の病気に焦点が集中されやすいが、この足助病院では時間に余裕がありその人の生活に寄り添った医療を提供することができる。
一人一人に掛ける時間が長いため、より患者と綿密な関係を築く事ができる。そこをしっかり感じる実習にして頂きたい。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
足助病院のようなへき地医療、または患者のターミナルポイントを重点的に診てくれる病院があるからこそ、3次救急病院も急性期の治療に専念することができるのだとものすごく実感しました。
急性期の病院の数が足りないと思っていましたが、むしろ今後は高齢化が進み、2次救急病院の重要性が増し、また数も足りていないと感じました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
3週間という短い期間でしたが、あっという間に過ぎてしまいました。今後はまだしばらく3次救急病院で働きますが、この研修で得たものは必ず今後の急性期医療にも役立つと感じました。この度は誠にありがとうございました。
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