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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/05/15 

Vol.15  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医 匿名

⑴へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
自分から積極的に病棟回診し、患者さんと良好な関係を築くことができた。
医学的に必要な治療だけでなく、患者さんの社会的ニーズに応える足助病院の医療を学ぶことができた。
徐々に心を開いてくれた患者さんと家庭の話をしたり握手したりして関係を深めたのはいい思い出である。

⑵後輩研修医に是非伝えたいこと
急性期病院での研修だけでは分からないことを足助病院では学ぶことができる可能性がある。
このような医療もあるのだと知ることで自分の視野が広がり、将来のキャリアを考える契機となるかもしれない。

⑶へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化感想。
地域医療においては、患者さんを医学的に治すだけでなく、社会的背景を理解し家族や患者さんの納得する形でサービスを提供する必要があると学んだ。
時間に追われることなく患者さんと向き合える地域医療は急性期病院も参考にするべきと感じた。

⑷地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
高齢化の進む地域で医療を提供するのは難しいことだと思いますが、やりがいのある仕事だと思います。
これからも患者さんとしっかり向き合った医療を継続していただければと思いました。お世話になりました。
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