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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/03/15 

Vol.154 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

愛知医科大学病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 足助病院の先生と一緒に患者さんの家に伺い、里芋などの野菜を収穫するのを手伝いに行ったことが印象に残っています。
また、へき地で訪問診療を必要とする患者さんの背景を学び、訪問看護に同行させていただき実際に患者さんと話すことができ、貴重な経験ができたと感じています。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 足助病院の研修では、先生方からのご指導だけでなく、他の医療スタッフの方々からの講義や話し合いがあったり、訪問診療に同行し実際に患者さんの生活環境を確認することが出来たりと、地域医療をしっかり学ぶことができる病院だと感じました。
また、近くには有名な香嵐渓やおいしい鰻屋さんなどもあり、とてもよい場所だと思いました。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 医療の供給だけでなく、病院がコミュニティとなり社会参加を促進したり、不足している福祉サービスを保管する役割を担っているという側面を実感することが出来ました。
そのような側面から、医療的要因のみでなく社会的背景も考慮し、入院適応を考える必要があることを学びました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 先生方やスタッフの方々、外来などで関わった患者の皆様のおかげで貴重な経験ができたと実感しております。
カンファレンスや講義から足助病院のスタッフの皆様は常に地域に寄り添い、問題を解決する工夫を考えていることが感じられ、素晴らしいと思いました。
4週間と短い期間ではありましたが、ご指導いただきありがとうございました。
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