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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/03/29 

Vol.156 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更正病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 訪問看護や訪問リハビリで実際に看護師さんやPT・OTさんに同行して患者さんの家に伺うことができたのは貴重な体験でした。
特に、救急当番のときに対応して訪問看護が導入された患者さんのお宅では、点滴治療で全身状態が改善している様子をみることができてよかったです。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 普段の研修病院とは異なる、地域医療ならではの患者さんとのかかわりを学びました。
先生方をはじめ、職員の皆さんもとても穏やかでフレンドリーに接してくださる方ばかりなので、快適に研修することができました。
季節によっては観光もできるので、足助病院での研修をぜひ楽しんでください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 人口が少なく、対象地域が広く、人的・物的資源が少ないながら、必要とされる地域医療を継続していくことの難しさを学びました。
地域医療においても患者さんごとに様々な生活背景があり、それに合わせて各種サービスを提供していくことが大切だと分かりました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 地域医療においては、患者さんの全身状態、家族、家の様子、生活、季節などを踏まえて全人的な医療が提供できるよう、たくさんの職種の方々が協力していることが分かりました。
また、足助病院のスタッフだけでなく、地域住民の方々に支えられて地域全体が成り立っていると学びました。
新たな視点を得ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
お忙しい中、研修を受け入れてくださりありがとうございました。
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