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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/05/10 

Vol.157 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更正病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 訪問診療や訪問看護を経験できたことが印象的でした。
今まで経験したことがなく、実際に患者の家を訪れ、患者や患者家族と話をし、診察を行いました。
患者本人だけでなく、家族についても考え、プランを立てていくことが大切であることを知りました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 3週間と短い期間の実習でしたが、地域医療に対し多くのことを学ぶことができました。
他職種が対等な立場で協力しあい、患者のために医療・福祉・介護を提供する足助病院は、心地よく素晴らしい病院でした。
また、川の音や鳥のさえずりが聞こえ、自分自身も心穏やかになれました。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 自分の病院以外で診療したことがなく、地域や病院によって求められることや患者背景が異なることを知ることができました。
急性期の治療を終えた後の入院生活や自宅の環境調整など、一連の流れを学ぶことができ、地域医療の重要性を改めて知ることができました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 訪問看護やソーシャルワーカーさんの介護保険についての話など、医師以外のスタッフと関わることができ、地域に根差した医療について学ぶことができました。
訪問中に近くの住民の方が家を訪れたりと、足助病院のスタッフだけでなく、地域住民の方々も助け合っている温かみも感じることができました。
最後になりますが、お忙しい中、研修を受け入れてくださりありがとうございました。
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