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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/07/19 

Vol.167 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

江南厚生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 今回の足助病院での研修で最も印象に残ったことは、より地域とのつながりを感じることができたことでした。
へき地ということでより一人一人の患者さん本人や家族との関係が近く深く、病気を見るのはもちろんですが、その人自身であったり、生活環境などを見て診療を行っていることをより強く感じました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 足助病院での研修では、急性期病院で診察した患者さんが急性期病院を退院されたのちにどのような生活をされるか、また転院になったのちに、慢性期病院でどのような入院管理をされるかなど、普段の研修では携われないような機会を経験させていただけます。
なかなかない機会であり、この経験は今後に生かせると思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 病院自体が医療従事者を確保したり、設備を整えて医療を提供できる体制を整えることもへき地医療を行う点ではもちろん重要ではあるが、移動手段を持たない方や施設に入居している高齢者など、来院が難しい方々にその医療を提供できるようにする取り組みもへき地医療の一部なのだと感じました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 この度は2週間という短い期間ではありましたが、貴重な研修の機会をいただきありがとうございました。
普段の研修ではできない経験をさせていただき、有意義な研修を行うことができました。
ここで培った経験を今後の診療に役立てていきたいと考えております。
最後になりますが2週間ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
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