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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/08/23 

Vol.172 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

名古屋市立大学病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 普段研修を行っている急性期病院では経験できない、訪問看護やへき地巡回健診を経験できたことが印象的でした。
“病気”を治すだけでなく、その患者さんの背景を考え治療や看護を行っていくことの重要さを感じました。
また足助地域の住民の方々と病院関係者が密に関わり合い信頼関係を築いていることを感じ素敵だと思いました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 普段は急性期病院で研修されている方がほとんどであると思うので、所属病院の研修とは違った、へき地医療ならではの患者さんの背景まで見据えた医療の提供を実践している場を経験できる良い機会であると思います。
退院までの支援や退院後のフォローが充実していると感じました。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 今までへき地医療を経験したことがなく、へき地医療の現状についてあまりイメージができていない状態でした。
今回1か月足助病院で研修を行わせていただき、病気の治療だけでなく地域住民の健康全般に寄与していると感じ、へき地で病院が担う役割の重要性を感じました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 足助病院は病院と地域住民の方との距離が近く、信頼関係が構築されているのを感じ、とても温かい気持ちになりました。
短い期間でしたが親切にご指導いただきありがとうございました。
所属病院に戻った後も、今回の研修で学んだことを忘れず活かしていきたいと思います。
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