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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/09/13 

Vol.175 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

江南厚生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 内科外来の先生より隙間時間を使って主訴ごとのアプローチの仕方や、外来でのより実践的な投薬の種類決定や目標値などについてスライドを用いながら指導いただけたことです。
実習の期間が短く、なかなか外に出て地域の方と触れ合えなかったのが少し心残りですが、2週間とても有意義な時間となりました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 救急外来をはじめ、病院に来られる患者さんの個性は地域ごとに大きく差があると思います。
足助ならではの地域性を感じながら実習をしていただくとより実りのある実習期間になると思います。
また、時間外などを使って病院外を散策してみるのも地域柄を知ることのできるとてもいい機会と思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 普段研修病院にて、診させていただいている方は急性期の治療を目的としていますが、貴院では急性期だけでなく、亜急性期から慢性期。
また、自宅に戻られてからのことまで患者さんの一生を診ていくという医療形態に感銘を受けました。
病気を診るではなく患者さんを診るという気持ちが再度強まりました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 2週間という短い期間の実習ではありましたが、外来やERで指導いただいた先生方および若輩者にも関わらず、親切に対応いただいた医療スタッフの方々に心より感謝申し上げます。
普段の研修先とは背景や個性の異なる患者さんと多くふれあい、感じ考えたことを今後の研修に活かせるよう精進していきます。
繰り返しにはなりますが、2週間とても有意義な研修を行うことが出来ました。ありがとうございました。
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