MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/10/18 

Vol.180 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

公立陶生病院 研修医 TM

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 健診回診で講話を担当させていただいた際に私の話を地域の方々が真剣に聞いてくださったことが印象に残っています。
実習期間中は同期の研修医と散歩にいって偶然夏祭りに遭遇したり、普段食べられないようなジビエを食べたりと一月では足らない足助の魅力に憑りつかれてしまっていました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 なによりも足助と足助病院の実習を楽しんでほしいと願ってます。
足助の自然、食べ物、人をぜひ実感して、足助の良さを知ってほしいです。
その上で普段は見られない地域医療を存分に感じ取ってください。
医師としての実力に直結していくと思います。
足助に集まる人々と交流して刺激的な実習にしていってください!

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 人や資源が限られている中でその人らしい最期を看取るために多くの人が尽力していることを実感しました。
地域に密着した病院ならではの視点があり、普段、急性期病院で働いているだけでは感じることのできない地域医療の奥深さを感じました。
これからの医療を担っていくためにも医者としての底力を磨いていかなけばいけないと気持ちを新たにしました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 職員の皆様の普段と違う環境で戸惑うことも多かったですが、見守っていただけたことが何よりありがたかったです。
温かい人が多く、医療を行っていくのに必要な原動力である思いやりの心を受け取ることができました。
この経験を糧にしてより一層よい医師となれるように日々奮闘していこうと思います。
また足助の地にこれるように頑張ります。
コラム一覧へ戻る