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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/10/25 

Vol.181 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

八千代病院 研修医 MG

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 へき地巡回健診にて講話を担当させていただいた際、地域の方々や病院スタッフの皆様と一緒に肩こり体操をやったことが
とても印象に残っています。地域の方々と直接のコミュニケーションをとることは普段勤務している自病院ではなかなかできない
経験でした。また足助には普段来る機会がないため周辺の飲食店を巡ったり、時には他病院の研修医の先生と食事を共にしたりと、
病院外での思い出もたくさんできました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 学生時代にも地域医療実習や、郊外での実習があったことかと思いますが、1年間実務を行ってからのへき地医療研修では
これまでと違う景色をみることができるのでそこを楽しみにしてほしいです。また病院を取り巻く大自然に目や耳を傾けたり、
周辺の飲食店を訪れてみたり、他院の研修医の先生と交流することもへき地医療研修の醍醐味だと思うので楽しんでほしいです。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 学生時代にも都市部から車で1時間以上かかるような郊外の病院での実習がありましたが、1年間実務を行ってからのへき地
医療研修は当時とは感じ方が大きく異なるものとなりました。今回なにより感じたことは地域医療があると患者さんが喜ぶと
いうことです。住みたい地域や住み慣れた場所で健康でいられる、または一生を終えられるということには大きな価値があるのだ
と実感できた研修となりました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 地域の方々とは日々の入院・外来の患者様や、へき地健診で関わりのあった方々と交流させていただきましたが、皆様温かく
見守っていただき充実した研修の時間を過ごすことができました。病院のスタッフの皆様は日々元気な挨拶を交わしていただき、
気持ちよく業務を行うことができました。今回の研修で得られたことを大切な財産として、これからも成長できるよう頑張ります。
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