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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/11/08 

Vol.183 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

トヨタ記念病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 へき地巡回健診や訪問診療、訪問看護など、地域密着型の医療を身をもって味わうことが出来ました。
また、空き時間に早川名誉院長のお誘いで、研修医数人で病院で育てられていた枝豆を収穫し、茹で、採れたての枝豆を食べる機会が
ありました。
普段の生活にはない「へき地」を感じることが出来て楽しかったです。
病院周辺には美味しいご飯屋さんも多く、病院内外で楽しい思い出を作ることが出来ました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 足助病院の実習では、急性期病院では学ぶことのできない地域に根差した医療を経験することが出来、今までになかった視点で物事を
見られるようになると思います。
他病院から実習で来ている研修医との交流もあり、仕事中も空き時間も楽しく過ごせるので、貴重な経験になると思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 急性期病院での研修では、お看取り前に転院になる患者さんが多いのに対して、足助病院ではどのような形で最期を迎えるのが患者さんの
ためになるのかを考える機会が多いと感じました。
また、へき地では通院が難しい方々が多く、訪問診療や看護、介護の重要性を強く感じました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 足助地区の皆様、足助病院に関わるスタッフの方々には4週間大変お世話になりました。
感謝申し上げます。病院内外で足助の皆様の温かみに触れることが出来ました。
足助病院は地域の交流の拠点にもなっており、今後も足助の皆様の支えになっていくことと思います。
実りある4週間となりました、ありがとうございました。
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