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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/12/06 

Vol.187 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

江南厚生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 へき地巡回健診では、地域に出向きバイタル測定や採血、講話などを行うことを通して地元の方々と密にコミュニケーションをとり、地域全体の健康維持に関わることが出来ることに魅力を感じました。
このような関わりは急性期病院では中々経験することが出来ないため非常に勉強になりました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 普段働いている急性期病院では患者さんの救命に重きを置いた治療を目にすることが多く、その後退院したのちの暮らしまでは把握することが難しいです。
そのためこのような地域実習にて、回復期慢性期に地域で長く暮らすための取り組みなどを学ぶ必要がると思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 患者さんと医療者の関係性が近いことはもちろん、医療従事者間のコミュニケーションも非常に密であり、多職種が連携して患者さんを全人的に支えている点が特に印象に残りました。
患者さんの病気をみるのではなく、一人の人間としてみる視点を地域医療で学ぶことが出来たと思います。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 2週間大変お世話になりました。
研修期間中さまざまなスタッフの方々にご対応いただき、学びの多い2週間となりました。
研修医として地域医療に携わる皆様の仕事を間近でみることができ、地域に密着した医療の大切さを感じました。
足助病院で学ばせていただいたことを忘れず、今後も医師として精進したいと考えております。
本当にありがとうございました。
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