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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/03/14 

Vol.200 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

名古屋市立大学病院 研修医 T.F

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 4週間と限られた期間での研修でしたが、訪問診療や訪問看護など多くの経験をさせていただくことができ、大変充実した研修にすることができました。
大学病院と比べると外来の時間の流れもゆったりとしていて、患者さんと先生やスタッフのみなさんとの距離も近く、とてもあたたかい医療の現場だと感じました。
研修中、多くの職種の方の仕事を間近で学ぶことができました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 普段研修している急性期病院と比べると、異なる点も多く驚くこともあるかもしれません。
ですが、こういう医療の在り方や、慢性期の患者さんの医療など、急性期で働くうえで参考になる学びをたくさん得ることができます。
医師として大きく成長するいい機会になると思うので、頑張ってください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 私が普段勤務している都市部の病院と異なり、病院や診療所までの距離が遠かったり、そこまで通うための足となるバスも本数が少なかったりと、不便な点も多い地域では、求められる医療サービスの形が多様であることを強く感じました。
足助病院はそういったニーズに対応して、福祉や生活の支援も含めた地域に寄り添った医療が実践されていることを知ることができ、大変勉強になりました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 短い間ではありましたが、本当にありがとうございました。
見ず知らずの若輩者である私を温かく受け入れてくださった地域住民の皆様、熱心にご指導いただきましたスタッフの皆様のおかげで、貴重な経験をたくさんさせていただくことができました。
これからもお体に気を付けてお過ごしください。
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