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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/05/23 

Vol.210 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更正病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
  これまで訪問看護や訪問診療を見学させていただくことはなかったので、とても貴重な機会となりました。
その際も職員の方々はとても親切に接してくださり感謝の想いでいっぱいです。
職員の方はみなさん患者様への思いやりにあふれていて、単に職員と患者という仕事上の関係性以上に、人対人としてつながりを築こうとされているのだと感じました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
  患者さん一人一人と向きあえる時間が普段の研修病院よりも多くとれることと思います。
是非その時間を大切にしてみてください。
また、研修内容とは直接関係がなく恐縮ですが、足助病院の周辺には美味しい飲食店がたくさんあります。
研修の息抜きに自分のお気に入りのお店を是非みつけてみてください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
  足助病院のかかげている理念の一つに住み慣れた地域での生活を共に歩むことができる医療機関であり続けるというものがあります。
とくに高齢化が進み公共交通機関が充足していない地域において病院がその役割を担うために、院内での診療以外に地域での生活支援や訪問看護・訪問診療などを幅広く提供していました。
そのために多くの職種がともに考え力を合わせているということを近くで体感することができとても勉強になりました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
  足助病院の職員様、患者様はみなさん優しくて思いやりにあふれた方々ばかりでした。
また、外来にかかられる患者様の多くは実年齢よりもお若く見え、自分も将来はこんな素敵な歳の重ね方をしたいなと感服していました。
これからもお体に気を付けて健やかにお過ごしください。
大変お世話になりました。
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