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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/06/06 

Vol.212 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

豊田厚生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 訪問看護や訪問診療など、普段研修している病院ではやったことのない経験をすることができ、患者さんともいろいろとお話ができてとても楽しかったです。
また、病院外で足助の食文化や自然をたくさん楽しむこともでき、公私ともに良い経験ができました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 普段の診療では忙しさから目を背けてしまっている患者さんの生活や住環境、またその周りの人々との関係等を理解しながら診療するという、医療にとって知識や技術とともに大切な心構えを学ぶことができます。
地域の方々と触れ合いながら、楽しくそれを学んでいってください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 へき地医療を経験するまでは高齢者が多いことであったり医療者が少なく大変そうといった漠然としたイメージしかなかったですが、実際に研修してみてその実情や重要性を学ぶことができました。
病院に来ることが難しい患者さんにとっての訪問診療や訪問看護の重要さも実際に感じることができ、地域全体の健康を守る上において大きな役割を果たしていることを実感しました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 普段研修している病院とは異なり知っている方が誰もいないため、最初は心細く緊張していましたが、足助の皆さんが優しく接してくださり良い研修となるよう尽力してくださったおかげで、いつしか緊張もほぐれ非常に有意義で貴重な研修とすることができました。
この度は誠にありがとうございました。
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