安城更生病院 研修医 T.I.
1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
訪問看護や訪問診療では、足助地域を中心とした患者さんのもとに出向き、足助の風土を背景とし、多様な患者の思いを尊重しつつ診療を進めていく経験ができ貴重でした。
また、休憩時間には香嵐渓近くの桜を眺めたり、鰻や蕎麦など、研修医同期と足助観光を満喫することができました。
基幹病院だけでは得られない有意義な研修生活を送ることができました。
2.後輩研修医に是非伝えたいこと
地域に根差した医療を実践的に学ぶことができる良い機会であると思います。
多くの患者さんと対話しながら、在宅医療や地域医療、救急医療など幅広く学ぶことができます。
足助地域には足を運んだことがあまりなかったので、観光やグルメも新鮮でした。
後輩の皆さんも仕事後に散策してみるのもオススメです。
3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
へき地というと遠く離れた島や山々にある診療所を連想しており、病院としての規模での地域医療はイメージしておらず過疎的で寂しそうな感覚を持っていました。
病院実習を通じて、職員一同で地域の多くの患者さんの健康を支えながらも、患者さんのペースで、生き方や考え方なども寄り添う温かみのある医療だと感じました。
4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
地域と密着し、患者さんの様々な背景を理解しながら対話する医療を学ばせていただきました。
まだまだ医療者として至らぬ点は多々ございますが、本研修で得たものを糧にして今後も患者さんを全人的に診ることのできる医師になれるように精進していきたいと思います。
研修でかかわって下さいました地域住民や職員の皆様に厚く御礼申し上げます。