公立陶生病院 研修医 光岡
1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
へき地医療研修で楽しかった一番の思い出は、訪問診療・看護です。
訪問診療では、放射線技師さんや看護師さんとともにグループホームを訪れ、血圧測定や採血、レントゲン撮影を見学させていただきました。
訪問看護では、実際に患者さんの家を訪れ、入浴介助や清拭などを見学させていただきました。
青空のもと、のどかな田舎道を通って患者さんのもとを訪れたことが心に残っています。
2.後輩研修医に是非伝えたいこと
地域では医療従事者の数が少なく、少数の若手が大勢の高齢者を支えている現実があります。
地域医療がどのような形態で成り立っているかを知ることは、今後日本で医療をしていくうえで必要不可欠な経験だと思います。
足助のきれいな空気、おいしいものを食べながら、地域医療を楽しんで学んでほしいです。
3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
今回の研修で一番驚いたことは、高齢でもなお元気に過ごされている方が多いことです。
グループホームでは100歳を超える方が何人もいらっしゃり、驚かされました。
また、高齢の方が自分の選んだ場所で最後まで過ごすことができる環境が整っており、訪問看護や訪問診療が地域にとってかかせないものであることが分かりました
4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
外来や訪問診療、健康診断などを通して、地域医療について学ぶことができました。
病院スタッフの方や地域住民の方には親切に接していただき、楽しみながら研修することができました。
短い間でしたが、本当にありがとうございました。
スタッフの方、地域住民の方がこれからも健やかにすごされることを祈っています。