名古屋市立大学病院 研修医
1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
急性期病院では経験できないような地域に根差した医療を経験することができ、人と人とのつながりを強く感じた1か月間でした。
学校健診で訪ねた全校生徒20人未満の小さな小学校で、ヤギやうさぎ、烏骨鶏などが飼育されていて、何十年かぶりに餌やりを体験できたのはとてもいい思い出です。
2.後輩研修医に是非伝えたいこと
多職種の方々と関わる機会が多く、いろいろな視点に立って医療を学べる絶好の機会だと思います。
また、医療を学ぶだけでなく、各病院からくる研修医の皆さんと仲良くなって、おいしい飲食店を開拓したり地域の方々との交流を楽しんでもらいたいです。
是非足助でたくさんの素敵な思い出を作ってください。
3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
患者さん一人一人に寄り添った医療を提供するために地域全体で連携を取り、さまざまな職種の方がそれぞれの特性を活かしてその患者さんにとって最善と思われる医療を届けているのがとても印象的でした。
急性期病院では診療が専門分野に細分化されていますが、へき地医療では幅広い知識と総合的な診療能力が必要であることを強く感じました。
4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
先生方をはじめ職員の方々には1か月間大変お世話になりました。
至らない点も多かったと思いますが、優しくご指導いただきありがとうございました。
研修期間を通して関わることのできた患者さんや地域の皆さんには本当に温かく接していただきました。
これから暑さが厳しくなってまいりますが、どうぞお体に気をつけてお過ごしください。