MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/09/05 

Vol.224 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 訪問看護で、山の奥深くまで入って行って、その先にポツンとある一軒家に住むおばあちゃんの看護に伺ったのが印象的でした。
80歳90歳のご高齢の夫婦が山奥で元気に暮らされているのは、健康ですごいなと思いました。
ジビエ料理やウナギなど、おすすめの店を看護師さんから教えていただき、研修医のみんなで食事に行ったのもいい思い出です。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 普段の専門研修と異なり、総合内科的な視点で研修ができると思います。
また、普段あまり意識しないような他職種の仕事についても知る良い機会にしてほしいです。
また、ほかの病院の研修医も沢山いるので、交流して仲良くなってほしいです。
足助地域は美味しい飲食店など地域の人と交流できる場所がいくつかあるので、そういったところで地域との交流も楽しんでほしいです。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 足助病院で研修をさせていただくまでは、地域医療は普段の3次救急病院での医療に対して、医療資源が限られている縮小版くらいの認識でしたが、それは大きな間違いであると実感しました。
患者さん一人一人に真摯に向き合い、寄り添った医療を提供するために、多くの職種・地域が連携して最善の医療を提供しているのが印象的でした。
文字通り、その地域の患者すべての健康を支え、医療を提供していると感じました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 先生方をはじめ職員の方々には大変お世話になりました。
様々な職種の方々の仕事を、見学・体験させていただき、とても充実した研修になりました。
患者さんや地域の方々の皆さんにはとても温かく接していただきました。
これからの季節は暑さが厳しくなりますが、どうかお体に気を付けて健康にお過ごしください。
コラム一覧へ戻る