名古屋市立大学 研修医
1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
訪問看護や訪問診療など、普段所属している大学病院では経験できないような慢性期の疾患を持つ患者さんに携わることができ、とても印象深かったです。
急性期病院では人生の最期をどのように生きるかまで考える経験はあまりしませんでしたが、今回ACPについて考える機会がたくさんあり、勉強になりました。
2.後輩研修医に是非伝えたいこと
足助病院の先生や看護師さんはじめスタッフの方は皆様とても親切で、カルテの運用がわからずうまく使えなかったりしてもご助言くださいます。
また急性期の病院では経験できないような症例や患者さんにお会いすることができ、とても充実した実習になると思うのでぜひおすすめしたいです。
3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
急性期病院にいると、後方病院から搬送されてくる患者さんもたくさんおられ、治療などに関して「もう少しがんばれないものか」と思うこともありました。
しかし慢性期の病院で働く先生やスタッフの方たちも思うところがたくさんおありになり、みんな懸命に努力していることを経験させていただきました。
4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
90代を超えているのに自力で歩いて病院を受診される患者さんがいて、大変驚きました。
患者さんだけでなくその家族や住んでいる居住地の情報までもスタッフさんたちは把握しておられ、とてもアットホームな雰囲気でした。
そのような雰囲気は見習っていきたいと思います。