豊田厚生病院 研修医
1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
リハビリ診察の後に、名古屋市立大学から月1回来ている、リハビリテーション科の教授が外勤で来ていた。
その際に、PT、OTの方向けの授業をしていたため、一緒に受講した。
その授業がとても面白く、先生の熱意をすごく感じたため、印象に残っているとともに、自分が将来整形外科に進むうえで重要なことを学べた。
2.後輩研修医に是非伝えたいこと
足助病院の先生・看護師・その他コメディカルの方々はとても優しいです。
僕たちが働いている急性期病院のそれとは大きく異なります。
ですので、ストレスフリーな実習生活を送ることができます。
1カ月の間頑張ることはそんなにありませんが、頑張ってください。
3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
今回の1カ月の研修で、訪問看護や訪問診療に同行させていいただいた。
かなり山奥まで行き、驚いた。
周りに病院がなく、車や家族の助けがなかなかない方々を足助病院の人たちが助けているのだなと感じた。
また、地域住民の方が参加できる講座を多く開いており、急性期の病院にはない取り組みでとても良いと感じた。
4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
いつも診療お疲れ様です。
日々大変なことも多くあると思います。しかし、皆様の頑張りのおかげで救われている命があります。
私たちが働く急性期の病院でも日々命を救っていますが、正直近くの他の病院でも救うことができます。
しかし、ここには足助病院にしか受診することができない人が多くいます。その命は足助病院のスタッフにしか救うことができません。
今回の実習で痛感いたしました。上から目線で大変申し訳ないですが、その誇りを持って診療していただきたいと思います。