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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/11/21 

Vol.235 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

西部医療センター 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 へき地医療研修で最も楽しかったことは、訪問看護のつきそいをしたことです。
私自身訪問診療に伺ったことが初めてであり、患者様のお宅に伺って診療するということ自体がすごく新鮮に感じました。
想像していた訪問看護の仕事のほかにも、患者さんのお話し相手になってあげるということも非常に重要な役割だということを知りました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 地域研修では、普段の診療ではできない経験がたくさんできます。
訪問診療では患者さんの普段の生活を伺うことができるし、外来診療では患者さんやそのご家族さんと時間をかけた濃密なコミュニケーションをとることができます。
ぜひ地域研修という貴重な経験を有意義に過ごしてほしいと思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 失礼ながら、地域医療について、今まで具体的なイメージが湧いていなかったのですが、研修を通して足助病院が担っている地域医療の役割を学ばせていただき、地域の皆さんに寄り添うこと、そして近隣の急性期病院と密な連携をとることがいかに重要かを感じました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 足助病院での地域研修を通して、地域住民のかたや足助病院の職員さんの温かさを感じることができました。
人手は十分とは言えないかもしれませんが、地域医療を支えている方々には本当に尊敬の意を隠せません。
4週間という期間ではありましたが、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
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