MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/12/19 

Vol.239 「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

豊田厚生病院 研修医 森崎

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
 へき地研修では地域の方々と交流しながら、採血や血圧測定などの業務を行いました。
また厚生連系列では看護師さんにルートを取ってもらうことが多いため、手技の確認としても貴重な機会となった。
診療所まで車でもそこそこ時間がかかり、道も快適に運転できるとは言い難い中、足助病院のへき地における重要性を実感しました。
終了時には軽食と水分をいただき、心が温まりました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
 近隣のごはんがおいしいです。
おすすめは、うなぎ、そば、鳥料理、あゆ、カフェです。
薬説でお弁当が出る日もありますが、お弁当のない日はぜひ食べに行ってみてください。
また、季節によっては香嵐渓がきれいだと思うのでそちらにも是非訪れてみてください。
観光地に在住できる期間を充実させてください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
 数少ない病院で非常に広範囲の患者をカバーする必要があるため、その役割や意義は想像以上に非常に大きいと感じました。
また自分の研修期間中にはSFTSの流行が注意されるなど、疾患の地域差が顕著に出ることも特徴だと学びました。

4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
 往診に伺った際にお茶やお菓子をいただいたり、野菜の共有スペースがあるなど地域住民の支えあいを感じ、非常に穏やかな気持ちになりました。
医療人として足助地域の人々の温かさに触れ、今後のモチベーションとなりました。
短い間でしたが大変お世話になりました。
コラム一覧へ戻る