江南厚生病院 研修医 Tick Twister
1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
足助病院の2週間のへき地医療研修では、外来診療だけでなく、訪問診療や訪問看護、救急車当番など幅広い経験ができたことが印象に残りました。
訪問診療では、患者さんが住み慣れた自宅で生活を続けられるよう、施設の方も含めて多職種が連携して支えている/今後の進退を相談している様子を実際に見ることができ、病院内だけでは学べない地域医療の大切さを実感しました。
また、救急車当番では限られた医療資源の中で判断が求められる場面を経験し、地域医療を担う医師の責任の重さと総合力の重要性を感じました。
患者さんや地域の方々との距離が近く、温かい交流ができたことも思い出に残る、大変充実した研修でした。
2.後輩研修医に是非伝えたいこと
へき地医療研修では、病院での診療だけでなく、訪問診療や訪問看護、救急対応を通して、患者さんの生活や地域とのつながりを実際に見ることができます。
診療中は病気だけでなく、「なぜこの治療がこの地域では選択されるのか」「患者さんの生活背景が診療方針にどのように影響しているのか」という視点を持って参加すると、地域医療への理解がより深まります。
また、訪問先や屋外で活動する機会も多いため、長袖・長ズボンの着用や虫除け剤の使用など、マダニ咬傷の予防も忘れないようにしてください。
2週間〜1ヶ月という短い期間ですが、地域医療の魅力や奥深さを実感できる貴重な研修になると思います。
3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
研修前は、へき地医療は都市部と比べて医療資源が限られているため、十分な医療を提供することが難しい環境という印象を持っていました。
また、医師が幅広い疾患に対応しなければならず、負担の大きい医療現場であるというイメージもありました。
しかし実際に研修を経験し、外来診療や訪問診療、訪問看護、救急対応を通して、地域住民の生活そのものを強く意識きて支える医療であることを実感しました。
患者さん一人ひとりの生活背景や家族構成、地域とのつながりを理解した上で診療を行うことの重要性を学び、医療職以外ふくめて多職種が密接に連携しながら地域全体で患者さんを支えていることが印象的でした。
今回の研修を通じて、へき地医療は限られた医療資源の中でも質の高い医療を提供するための工夫と地域への深い理解が求められる、非常にやりがいのある分野だと考えるようになりました。
4.地域住民・患者さん・職員へのメッセージ
2週間という短い期間でしたが、地域住民の皆さまや患者さん、そして足助病院をはじめ地域医療に携わる職員の皆さまには、多くのことを学ばせていただきました。
患者さん一人ひとりの生活や価値観に寄り添いながら、医療職以外の方も含め多職種が連携して地域全体を支えている姿は大変印象的でした。
また、元気よく挨拶を交わしてくださり、温かく受け入れてくださった地域の皆さまとの交流も、この研修の大切な思い出となりました。
今回の経験を今後の診療に生かし、患者さん一人ひとりに寄り添える医師を目指して努力していきます。
2週間、本当にありがとうございました。