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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/02/05 

Vol.32  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

豊田厚生病院 匿名希望

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
早川先生にご一緒して旭地区にお住いの畑に野菜の収穫に伺ったことです。
そこでの暮らしや福祉設備拡充の難しさについてご教授頂いたり、立ち寄ったお店の方とお話をしたりと、院内にいるだけではわからなかった地域の様子を知ることができました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
日頃は「上級医の指導のもと」に判断や処置を行うことが多いですが、限られた人員のなかでは研修医も一人の医師として扱われます。
足助病院の研修は、地域医療を学ぶことに加え、改めて医師の役割を自覚する良い機会となったと思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
病院などへのアクセスが難しいためか、我慢強い患者さんが多い印象を受けました。
高齢の方も多く、適切なタイミングで治療を行うには、直接の訪問や遠隔監視の仕組みづくりなど、医療者側からの介入も大切だと感じました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
4週間たいへんお世話になりました。
普段自分のいる研修病院を外から見ることで、病院ごとに担う役割の違いや各々の重要性を知ることができました。温かいご指導ありがとうございました。
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