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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/02/26 

Vol.35  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

豊田厚生病院 匿名希望

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
慢性期病院である足助病院では、普段私たちが身を置いている急性期病院とは全く違う時間の流れを感じました。
長期入院されている患者さんの苦悩にゆっくり耳を傾け、主体性をもって病棟管理をさせていただけたことは、研修生活のなかでも非常に貴重な経験でした。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
普段私たちが急性期病院で診ているのはこれから始まる患者さんの闘病生活のごく一部だということ、慢性期病院に転院した後の患者さんはその後どのような環境で治療を受けどのような最期をむかえるのか、そういった一連の流れを学び医療者として本当の意味で患者と向き合ういい機会だと思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
足助病院で研修させていただいて、患者を診るということはただ単に目の前の患者の病態を診るだけでなく、患者をとりまく環境を整え、サポートしていくことだと学びました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
4週間という短い期間でしたが、足助病院の方々をはじめ足助住民の方々はとても気さくで優しく、私自身もとても楽しく研修することができました。
また、自然豊かでとても過ごしやすかったです。本当にありがとうございました。
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