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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/08/27 

Vol.51  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医 匿名

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
外来で定期受診の患者さんを診ていて、地域ならではなのか、超高齢の方ばかりで皆さんお元気にお話しされていて、こちらも元気になりました。
また、すれほど受診する方の数も多くないので、ひとりひとりとしっかりお話しして診療をすることができ、患者さんからもとても話しやすい雰囲気でよいなと思いました。
訪問看護では、少し離れた山に住んでいる人など、実際に伺って、このような地域の医療の大切さを感じました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
足助病院での研修では、ゆとりのある研修を行うことができるので、なにかひとつでも興味を持って研修に臨むと、より深い理解が得られると思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
高齢者は地域医療において割合は多いと思っていたが、思っていた以上に90歳、100歳代の方が多く、地域医療の特殊性を感じた。
また、治療や入院の可否などについても家族との連携が不可欠であり、その点により重きをおかないといけないと痛感した。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ(120字程度)
実際に足助病院で研修させていただき、澄んだ空気の中で暮らせてうらやましい反面、交通手段などが限られており、高齢者の方の受診に際して、障害が多く、大変であると感じました。
若いうちは急性期病院で多く学び、いずれ自分も地域の病院で地域医療に尽力できるように頑張ってまいります。
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