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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/10/08 

Vol.56  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

西部医療センター 匿名希望

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
普段所属している病院では研修できないような、訪問診療や訪問看護、へき地健診などを経験することができた。ただ“病気”を治すだけでなく、その“人”の人生や生活背景に考えて医療を実践する大切さをあらためて実感することができた。
また病院の役割においてもただ検査をして治療をするだけではなく、地域のコミュニティとしてどう活かしていくかといった視点の重要性も感じることができた。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
足助病院の医療職の方々と患者やその家族、地域住民との関係性はどういったところから生じているのか。
また医療を実践するうえでどういったところを重要視しているかを上級医の姿からまたコメディカルの方々の姿勢やお話を聞いて体感して欲しいです。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想
生活背景に根差した医療を実践するだけでなく、地域の病院としての役割やコミュニティとしての役割など足助病院ならではの特徴を感じることができ新しい発見がありました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
医師として改めて地域にきて、自身が医療を実際に提供する立場になっての研修で、急性期病院とはことなる足助病院ならではの役割や特徴を実感することができました。
所属している病院に戻ることになりますが、当然自身が診る患者さんにはその人の生活があり住んでいる地域がある。
“病気”だけでなくその“人”の奥の生活にも寄り添えるように意識してこれからも研鑽していきたいです。
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