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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/10/15 

Vol.57  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 匿名希望

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
足助病院では、へき地健診や外来診療、訪問看護、地域連携室の業務など様々な医療・福祉・介護の場面に触れることができ、多くのことを学ぶことができました。特にへき地健診では、初めて健康講話を行う経験をさせていただき、どのような話題をどのようにお話すればより多くの方に健康に興味を持っていただけるのか、理解していただけるのか考える機会となり、とても貴重な経験となりました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
へき地医療の様々な場面に参加させていただき、地域住民の方々の生活・健康のために医療がどのように関わっていくべきなのか、学ばせていただきました。
足助病院での経験は、“患者さんを診る”ことができる医師になるためにも、非常に貴重な経験となったと思います。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想
へき地医療は、病院が患者さんや地域住民の皆様の集まる場となったり、患者さんの家や地域に医療者が足を運んだりと、想像していたよりもさらに地域と病院との繋がりが深い現場だと感じました。
また、患者さんがどのような環境でどのように生活して、何に困っているのかを考えて一人一人に適した医療を提供していくことが大切であると学ぶことができました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
3週間という短い期間でしたが、へき地医療に触れ、その魅力を感じることができました。
地域住民・患者の皆様には温かく迎えていただき、ありがとうございました。また、ご指導いただきました職員の皆様に心より感謝申し上げます。
今後の診療においても、人を診る大切さを忘れず、精進して参りたいと存じます。
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