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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/10/29 

Vol.59  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

名古屋市立大学病院 匿名希望

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
外来研修が楽しかったです。 急性期の病院では各専門分野に細分化されており、 高血圧や高脂血症、 糖尿病といった生活習慣病の外来での管理をみる機会があまりありませんでした。
先生によって患者さんや家族への接し方も様々で、 とても刺激的でした。 へき地健診での講話も貴重な思い出になりました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
足助病院では外来見学、病棟管理の他、 へき地健診、 褥瘡回診、 訪問看護など様々な経験をさせていただけます。
患者さんや他職種のスタッフとゆっくりお話しする機会もあると思います。 自ら積極的に動き、 色々な場に顔を出してみることが大事だと思います。
足助の素敵な景色や空気、 おいしいご飯も満喫してください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想
私は学生時代から地域医療に興味があるのですが、 地域で働く場合には科や分野を超えて知識、 技術を身につける必要があると改めて実感しました。
特に足助病院はパワフルな先生が多く、 先生方の患者さんに対する姿勢やフットワークの軽さ、 向上心から学ばせていただくことが沢山ありました。
生活習慣病、 感染症、 救急、 腫瘍学、 動物咬傷などもっともっと勉強しなければいけないと感じました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
この度は4週間研修をさせていただき、 誠にありがとうございました。
足助は都市部と比べて元気な方が多く、みなさまの笑顔にパワーをいただく場面が沢山ありました。
また患者さんと職員さんの距離が近いことも印象的でした。 患者さんの健康のみならず生活や人生に寄り添える医療者になれるよう精進いたします。
足助での学びや出会いを今後の診療にぜひ活かしていきたいと思います。
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