MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/01/07 

Vol.64  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

江南厚生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
普段働いている急性期病院とは違い、地域の住民に密着した医療を提供されており、とても勉強になった。
外来実習では主に内科を受診される患者さんを見学させていただいたが、患者さんと先生の関係が密に形成されており、信頼のある間柄であることが見て取れた。
患者さんも何か気になることがあればすぐに相談できる環境であり、理想的な外来診療であると感じた。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
このようなへき地の医療は今後より重要度が増してくると考えられる。都市への人口集中や過疎地域の高齢化など医療アクセスに差が開いてくると思われるからだ。
私も含め急性期病院で研修をされる方が多いと思うが、へき地医療の在り方について現地で実習することもまた有意義であろう。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
地域の患者さんと深いつながりをもって診療にあたっていくということはある程度イメージ通りであった。
新しい発見としては、へき地健診など病院にはなかなか来られないより山間部の方への指導もされていることだ。
参加人数は数人ほどであったが、健康への意識が高い方が多く、この方々へ向けて出張で医療を提供されていることは素晴らしいと思った。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
研修医の地域研修先として受け入れていただきありがとうございました。
普段の研修病院では味わえない環境での研修で大変勉強になりました。
患者さん、スタッフの方皆さんが温かく接して頂き、充実した実習を送ることができました。
今回の経験を活かしてより患者さんに身近に思ってもらえるような医療を提供できるよう邁進してまいります。2週間という短い期間ではありましたがありがとうございました。
コラム一覧へ戻る