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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/02/04 

Vol.68  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

江南厚生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
病棟回診にしっかり時間をとれたので、入院患者さんとじっくりお話しできて楽しかった。
また訪問看護では普段立ち入らないような山の中に暮らしている方のお宅を訪問して、実際にどのような環境で生活されているのかを体験でき新鮮だった。
またお話を伺う中で高齢夫婦や勾配の大きい山間部という地形などの病院受診を難しくする原因を知ることができた。
香嵐渓がシーズンだったので満喫できました。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
普段急性期病院で研修していると、忙しさにかまけて患者さんとしっかり向き合うことがおざなりになってしまいがちであるということを気づかせてくれる研修だと思う。
観光や食事を楽しみつつ、時間がある中で一度普段診療を振り返ってみるとよいと思う。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
ざっくりと田舎にはそこに住む人のために病院が必要だという印象であったが、安定した医療を提供するだけでなく、地域のコミュニティとしての役割を持っている大切な機関であると感じた。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
2週間という短い期間でしたが、皆様あたたかくお声掛けご指導くださりありがとうございました。
研修させていただく中で、地域の方々と足助病院の職員さんの間には強い信頼関係が築かれているように感じました。
自分も信頼される医師を目指し患者さんにしっかりと向き合っていきたいと思います。
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