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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/10/04 

Vol.7  「足助病院実習を終えて」 医学生S

執筆 研修医・医学生の皆様

今回足助病院の実習では主に外来見学をさせていただいた。
終始感じていたのは、とにかく患者さんの年齢推定を外す、ということだった。
60代かと思ったら80代だった、70ぐらいかなと思ったら90を超えていた、そんな印象の連続だった。
都市部より圧倒的に高齢化が進んでいる地域であるがゆえに、都市部であれば介護を必要とするような年齢の方たちが元気に畑に出て生活を送っているのだろうと思った。
そんな元気な患者さんたちは、診察室でとてもよく喋る。
大学病院でも外来の見学をすることはもちろんあるが、足助病院の方が会話が多いと感じた。
その差は、もちろん大学病院と違ってかかりつけ医という役割が強いからという理由もあると思うが、医師や看護師が足助の土地柄、住民のカラーに合わせて同じ目線で話していることが大きいのではないかと考えた。
この「患者と医療者の距離が近い」というのを「足助ならでは」と言うこともできるが、しかしそれでは私たち学生や2年目の先生方が都市部から実習に来る意味が半減してしまう。
私は、今回の足助病院での実習で感じた「足助の患者と医療者の距離」というものを、大学病院・将来働く病院に持ち帰りたいと思った。
どんな土地で働いても、その病院に訪れる患者さんが心地よく自分のことを喋りたくなるような雰囲気を作れるようになりたい。
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