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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/03/11 

Vol.70  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医

1. へき地医療研修で楽しかったこと、思い出。
普段は病院で研修しており、急性期疾患の診療に専念しおりどうしても病気を治すことに専念してしまう。
足助病院では亜急性期から慢性期・回復期の患者さんのそれぞれの目標を立てて、各職種が共有し援助している姿が印象的であった。地域に根差した病院の在り方について学ぶことができた。

2. 後輩研修医に是非伝えたいこと
地域病院である足助病院周囲の患者さんはとても人柄がよく、普段勤務している病院でみる患者さんとは違う考え方を持っています。
医療の対象は患者である人間ですので、患者さんと対話することでその地域での医療がどのようにあるべきか垣間見ることができます。
地域の特性や住民の思考について、ぜひ触れ合ってみてください。

3. へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
普段研修している病院では、急性期治療が終わった患者さんに対しては退院やリハビリ転院、施設入所といった形で自分の目には届かない状態になってしまう。
足助病院では治療から今後の目標まで一人の人に対するプランがしっかりあり、これまで研修していた病院との医療の在り方の違いが印象的であった。

4. 地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
住民の方々・患者さん方・職員さん方、皆さんとても心優しくてうれしかったです。
これまで働いている病院とは違う雰囲気でとても刺激を受けました。今後も診療で協力させていただく機会はあると思いますのでよろしくお願いいたします。
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