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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/06/10 

Vol.76  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
日頃の研修先と異なり病院スタッフの人数も少ないため、アットホームな環境で研修できた。
医師はもちろんコメディカルのスタッフの方とも多く顔見知りになり、交流する機会ができた。
訪問診療では車なしで通院することは不可能な山の奥に住んでいる高齢者のお宅に訪問させていただき、改めて訪問診療や地域医療の必要性を感じた。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
高齢者の方々の生活を支える地域のインフラとしての病院の在り方を学ぶいい機会になると思います。
また空いている時間があれば病院内だけでなく周辺に足をのばして、その生活や文化に触れることも重要だと思います。
是非積極的にいろいろ行ってみてください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
今まで勉強してきた中でも地域医療の重要性は学んでいたが、実際に体験してみるとその重要性は言葉では伝え難いものであると感じた。
高齢者の方々の生活を支える地域のインフラとして、病院というものがあることを、身をもって体験した。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
病院スタッフをはじめとして地域住民の方、患者さんにもあたたかく迎えられ、とても充実した研修を行うことができました。
この恩を還元できるよう研修先で働き、地域医療のみで解決できない患者さんがいらっしゃった際には自信をもってこちらに迎えられるよう、日々研鑽していきます。
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