MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/06/17 

Vol.77  「へき地医療研修を終えて」

執筆 研修医・医学生の皆様

安城更生病院 研修医

1.へき地医療研修で楽しかったこと、思い出
患者さんやその家族との距離感が近いことが印象的でした。慢性期で長期に入院している方も多く、回診にいくたびに距離が近くなっているようでやりがいがありました。訪問看護などで院外に行く機会もあり、足助の町並みや自然、昔ながらの居住環境に触れられたのも、安城ではなかなかできないよい経験でした。

2.後輩研修医に是非伝えたいこと
普段研修をしている超急性期病院とは違った役割を持つ病院であり、2年間の初期研修のなかでも特別な体験として残っていく期間になると思います。
外来でも病棟でも、積極的に患者さんと触れあって、ぜひ充実した研修にしてください。

3.へき地医療(地域医療)に対する考え方の変化又は感想などあれば記載ください。
普段の生活や家族にまで触れながら診療をしていく必要があり、深い付き合いになるためやりがいもありつつ、その分デリケートで大変な部分もあるのだと思いました。
そのため、より多職種での連携が重要になってくることも実感しました。

4.地域住民・患者さん・へき地で働く職員へのメッセージ
病院全体の雰囲気が温かく、居心地良く過ごさせて頂きました。
患者、家族、職員それぞれの立場で大変なことはあると思いますが、今後も多くの方がこの地域で長く過ごせますよう願っております。
私もいつかその一助になれるよう、今後の研修も頑張ります。
コラム一覧へ戻る