MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/10/18 

Vol.8  「足助病院実習を終えて」 医学生R

執筆 研修医・医学生の皆様

足助病院の実習では、外来や病棟の見学をしたが、普段の大学病院と違って、ほとんどの患者さんが高齢であることと、病棟の患者さんの多くが慢性期であることが印象的だった。
足助での医療は都会の医療と比較すると、患者さんとの距離感が近く、結びつきも強いと感じた。「あなた専門の医者」や「地域専門の医者」を実現できる環境があり、地域医療の良い点であると思う。また、脳いきいき倶楽部という活動に参加させてもらったが、病気になってから治療するだけでなく、ならないように予防することも大事であることを改めて実感した。
この予防は継続することが大事で、楽しく続けられるように工夫されていると感じた。
地域での医療の在り方と都会での医療の在り方は違うものだけど、地域の患者さんとの距離感は都会でも実践できるように努力することが大事だと思い、自分が医者になったときに患者さんとの信頼関係が築けるように実践できるようになりたいと思った。

ディスカッションで他大学、他学年の人と意見を交わしたことで他の見方からの学びや発見につながり、面白かった。
また、他の学生から訪問看護の体験については聞くことが出来たが、都会では経験することがあまりないため、実際に訪問看護に参加する機会があると嬉しいと思った。
貴重な体験をさせていただき、勉強になりました。今後の医者としての在り方について考えるきっかけになりました。ありがとうございました。

コラム一覧へ戻る